「服を減らして綺麗なクローゼットにしたい」
「クローゼットを整理したいけどどうすれば良いかわからない」
「ミニマリストのクローゼットってどうなってるの?」
そういったクローゼットについての悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか?
今回は、30代ミニマリスト主夫の実際のクローゼットの中身を紹介し、綺麗を保つ方法や収納術を徹底的にお伝えしていきます。
この記事を読んでいただければ、「綺麗なクローゼットを作る方法」「服の管理方法」「リバウンドしない整理術」についてがわかります。
参考になること間違いないので、是非、読み終えた後に実践してみてください!
目次
1.ミニマリストのクローゼットの共通点
2.【実例紹介】30代ミニマリスト主夫のクローゼット
・持っている服とアイテム数
・1軍服はハンガー収納
・衣替えはしない
3.綺麗なクローゼットを保つ「服の手放し方」
・ハンガーの本数を固定し、余白を作りおしゃれに見せる
・ワンシーズン着ていない服は手放す
・1in1outを徹底する
4.使いやすさも両立する【収納術3選】
・「1軍服は畳まない」すべてハンガー収納
・収納は「カテゴリごと」に分ける
・少ないからできる「適当な収納」
5.まとめ
1.ミニマリストのクローゼットの共通点
僕がモノに対して深く考え、ミニマリストになる過程で様々なミニマリストのクローゼットを参考にさせていただきましたが、そこには必ず共通している部分が2つありました。
①厳選した服のみを所有している
②「吊るす収納」を活用している
まず初めに、これだけ意識するだけでも綺麗なクローゼットに一歩近づくことができます。
是非参考にしてみてください!
①厳選した服のみを所有している
当たり前のことですが、ミニマリストは所有している服が少ないです。
ただ、ミニマリストといっても、モノを所有するうえでの価値観が同じ人はいません。
持っている服の種類や総数はそれぞれ違います。
注意してほしいのは、きれいな整理整頓されたクローゼットを作りたいからといって、服を闇雲に捨てるのは少し違うというのが僕の考えです。
ただ服を減らすというよりは「厳選する」という表現が適切だと思っています。
厳選する過程で服を手放す基準については、この後解説していきます!
②「吊るす収納」を活用している
ミニマリストの方々は、「吊るす収納」をうまく活用しています。
ハンガー収納はもちろんのこと、下着類や小物も入れられるような吊る下げ収納グッズを利用している方が多いです。
中には床に何も物を置いていない方もいらっしゃいます!(僕には無理でした・・笑)
是非試してみてください!
2.【実例紹介】30代ミニマリスト主夫のクローゼット
実際に僕のクローゼットを紹介します。
衣類はもちろんのこと、バッグ類等もすべて余裕をもってクローゼットに収納できています。
僕は温度変化にかなり敏感なこともあって、もしかしたらミニマリストとは言えないアイテム数かもしれません。
逆に、これから「クローゼットを綺麗にしたい」「少しでも服を減らしたい」と考えている方は、すぐに真似できるのではないかと思うので、是非参考にしてみてください!
持っている服とアイテム数
ざっくりですが、僕の場合は「仕事着」「私服」「部屋着・ワンマイルウェア」の3つに分けて管理しています。
今回は「仕事着」「私服」について簡単に解説します。
(一つ一つのアイテムは別記事でまた紹介しようかなと考えています!)
【仕事着】
・スーツ 1着
・セットアップ 2着
・インナー 2着
・シャツ 2着
・半袖ポロシャツ 1着 計8着です。
その他ベルトやネクタイ数本も合わせてハンガー収納の右側部分にまとめております。
仕事着に関しては、働き方でこれからも大きく変化する部分かと思います。
皆それぞれ必要なアイテムが違ってくると思いますが、最低限の数量を知ることで「選択する」という労力を減らすことができます。
僕の場合は毎日外出するわけではないので、ある程度はきっちり揃えつつ、バリエーションをあまり増やさないことを意識しています!
【私服】
・冬用アウター 2着
・インナーダウン 1着
・春秋用トップス 2着
・ライトアウター 3着
・シャツ 1着
・ボトムス 5着
・Tシャツ 5着 計19着です。
こちらもすべてハンガー収納で、一番左にボトムス、そこから厚手→薄手の順で並べています。
私服のポイントとしては、
①なるべく複数の使い方ができるものを選ぶ
例えば、冬用アウター、インナーダウン、ライトアウター1着は仕事着も兼ねています。
インナーダウンとライトアウターは合わせて使用することで真冬でも使えますし、気候に合わせてそれぞれ単独でも使えます。
シャツは羽織にも使えたり、下に重ね着もできるようなモノを選び、3シーズン使える便利な1着を厳選しています。
②ニットは持たない
理由はかさばるのと冬限定になってしまうからです。
上記のとおり、なるべく複数の使い方ができるものを厳選しています。
僕は関東に住んでいるので、春秋のトップスの中にヒートテックを着用すれば真冬でもまったく問題ありません。
その上に重ね着をすれば細かい温度変化にも対応できます。
もし将来的に持つとしても、薄手のニットで色やシルエットがかなり気に入ったものがあれば…と自分の中で決めて管理しています。
③ボトムスは黒系色のみ
ボトムスは、ロング丈のパンツを3着、ショート丈のパンツを2着持っていますが、どれも黒系色(ブラック、ダークグレー、ネイビー)でありシルエットも似ているものにしています。
異なる点は厚さや素材のみで、何度も言っている通り温度変化に対応するためです。
(正直こんなにいるかな?って自分でも思うところがあるので今後減っていくかもしれません)
僕は基本的にボトムスのバリエーションを増やさないようにしています。
皆さんはシルエットや色の違うボトムスを買うと、それに合わせるトップスやアウターを何着も買いたくはなりませんか?
ボトムスに関しては、自分に合う色とシルエットだけに絞り、それに合うアウターやトップスだけを選ぶだけでも、服を増やさずに十分にファッションを楽しむことができます!
【その他】
①部屋着・ワンマイルウェア
基本的に、冬はスウェットシャツ2着とスウェットパンツ2着、夏は半袖Tシャツ4枚、ハーフパンツ2着をローテーションしています。
ほぼ毎日洗濯を回すので数はこちらで十分です。
ですが、僕の場合はコンビニや近所のスーパーぐらいはいけるような、いわゆるワンマイルウェアも兼ねていますので、劣化が進んだら容赦なく手放します。
実は一番買い替えているアイテムです!笑
②ゴルフ関連
僕は趣味でゴルフをやっているので、上記とは別にゴルフ用のポロシャツ、上着、ダウンベストを1着ずつ持っています。
多くても行くのは月に1回なので、なるべく専用のものは持たないようにしています。
なので、ボトムスや冬用のアウターは私服のものと兼用したり工夫をしています。
まだまだ厳選の途中でもありますので、これからさらに減っていくと思われますが、これが現状の私の厳選した服たちになります。
(一つ一つのアイテムは別記事でまた紹介しようかなと考えています!)
1軍服はハンガー収納
「仕事着」「私服」に関してはハーフパンツを除くすべてハンガーにかけて収納しています。
僕は、自分の必要最低限かつお気に入りの「1軍服」を、すべてハンガー収納にするべく厳選をしてきました。
ハンガー収納にすることで一目で服の所持数がわかるようになります。畳む必要もなくなったので、服の管理がかなりしやすくなりました!
衣替えはしない
これはクローゼットの大きさも関係することですが、僕の場合は服を減らしたことによって衣替えをまったくする必要がなくなりました。
すべての「仕事着」「私服」がハンガー収納できているのはもちろんのこと、どの位置に何があるか容易に管理できるようになったからです。
衣替えって無駄に時間かかるしめんどくさいですよね?
ここ数年急な寒暖差が多いですが、そんな時に着たい衣服がクローゼットの奥のほうにしまってある・・・なんてことありませんか?
服を厳選することで、衣替えというちょっとした無駄な時間とストレスをなくしてみてはいかがでしょうか。
僕は今後も衣替えをするつもりはありません!
3.綺麗なクローゼットを保つ「服の手放し方」
当たり前ですが、服が増えなければ綺麗なクローゼットを保つことができます。
でも、一度断捨離をしてもすぐに元どおり・・・なんてことになっていませんか?
ここからは実際に僕が実践した「綺麗なクローゼットを保つためのコツ」「服を手放す基準」について解説していきます。
いきなり無理に断捨離をしなくても、この順序のとおり行うだけで少しでも綺麗なクローゼットに近づくことができます。
少しでも参考になる部分があると思いますので、是非試してみてください!
ハンガーの本数を固定し、余白をつくることでおしゃれに見せる
まずはクローゼットに使うハンガーの本数を固定しましょう。
理想的なハンガーの本数は「ポールの長さ÷3×0.8」と言われています。
例として、僕のクローゼットはポールの長さが120cmでしたので、ハンガーは32本までという計算になります。
(僕はもう少し余裕を持たせて26本にしています。)
さらに、できればハンガーの種類を統一するとよりすっきり見えます。
おすすめは「すべりにくいハンガー」です!私はニトリのを使っています。
1年間着ていない服は手放す
次に、1年間着ていない服は潔く手放しましょう。
冠婚葬祭用の服など例外はありますが、僕の経験上、1年間着ていない服はこの先も着ることはありません!
「久々に着てみようかな」とたまに思い出し着用してみても、いつもと違う見慣れない姿を見て「なんかしっくりこない・・・」と思い、結局また着用することはなくなります。
その時々のトレンドや好みによって着る服はだいたい決まってきます。
その後もシーズンごとに見直しをしてみましょう。
ほとんど着ていない服は手放しても問題ないです!
1in1outを徹底する
ハンガーの本数を固定し、1年間着ていない服を手放した後に意識してほしいのが、「バリエーションを増やさない」ということです。
その時々によって好みやトレンドが変わって新しい服を取り入れると思いますが、それと同時に「今のトレンドや好みとは少し違うが用途が同じ服」が生まれてきます。
まずは「1in1out、1着取り入れたら1着手放す」ということを徹底してみてください!
それでもお気に入りの服を厳選した後なので、「どちらの服もお気に入りだ!」と思う時もありますよね。
その場合は、「今のお気に入りの服を手放してでもこの新しい服が欲しいか」と一回立ち止まって考えてみてください。
このような意識をしていくだけで、綺麗なクローゼットを保ちつつ、本当に自分のお気に入りの服をさらに厳選していくことができます。
4.使いやすさも両立する【収納術3選】
ある程度服が厳選できたなら、前よりも綺麗でおしゃれなクローゼットに少し近づくと思います。
ですが、毎日使うものなので実用性も兼ねた収納がしたいですよね?
極論を言えば、服が少なければ収納術なんて気にならないのかもしれませんが、最初からそれができる人は少ないと思います。
僕も最初から極端に服を手放すことをおすすめはしていません。
徐々に自分のお気に入りを厳選していくことで本当の1軍服のみを揃えることができると思っています。
ここからは、僕の実戦している使いやすさも兼ねた収納術をご紹介します。
是非参考にしてみてください!
「1軍服は畳まない」すべてハンガー収納
前述でも紹介した通り、僕は衣替えもしたくないし、なるべく畳みたくもありません!
なのでハンガーの本数を固定し、厳選した1軍服をすべてハンガーにかけて収納しています。
僕がこれの一番楽だと思うところは、「洗濯して干したものをそのまま収納できる」ことです。
最初は衣替えをしても良いと思いますが、今シーズンで着用する1軍服はすべてハンガー収納にすることで、かなり使いやすさが増すと思います!
収納は「カテゴリごと」に分ける
ハンガー収納以外はカテゴリごとに分けてケースに収納しています。
こちらは無印良品の収納ボックスを使用しています。
上段は、下着・肌着類、靴下、ハンカチ。下段は、左側にミニカバン、右側にハーフパンツやタオル等を収納しています。
こちらには部屋着・ワンマイルウェアを収納しています。
引き出しやすいように無印良品の台車の上に置いています。
収納ケースの隣にはリュックをいれています。
こちらのリュックにはゴルフ関連のものをすべて収納しています。
このリュックは中にシューズを入れる部分もあるので、ゴルフに行くときは必要なものだけ入れてそのまま行くことができます。
このようにカテゴリごとに収納できれば基本的には何がどこにあるかはすぐにわかります。
少ないからできる「適当な収納」
ここまで読んでいただいた方は気付かれていると思いますが、僕は本当に畳むのが嫌いです!
基本的にタオルや下着類は乾燥機付き洗濯機から直接とって使い回しています。
そもそも部屋着や下着類ってちゃんと畳む必要ありますか?
- 服を減らして余裕ができる
- 1軍服はハンガー収納にする
- カテゴリごとに分けて収納する。
これができれば、部屋着や下着類は適当に収納しても構わないのではないでしょうか。
例えば、収納ケース上段は、右下が夏用肌着とハンカチ、右上が下着と靴下、左がヒートテック類となんとなく区切ってはいますが基本適当に入れているだけです。
部屋着・ワンマイルウェアも入れるところが決まっているので適当にパパっと畳んで入れているだけです。
要は、
①収納場所が決まっている
②その収納場所に収まる量まで減らす
③自分の持っているモノを把握できている
これさえできれば、ある程度適当に収納しても問題ないのです!
5.まとめ
今回は、ミニマリストのクローゼットについて、実際に僕のクローゼットや収納の工夫を紹介してみました。
少しでも参考になる部分があったと思いますので是非実践してみてください。
また、記事中でも服の手放し方や綺麗なクローゼットを作るうえでの考え方を発信していますので、是非チェックしてみて下さい!
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